世界ドラマー名鑑Vol.25 / クライド・スタブルフィールド Clyde Stubblefield 【James Brown etc.】

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 クライド・スタブルフィールドは1943年4月18日、アメリカ合衆国のテネシー州チャタヌーガにて誕生した。
 スタブルフィールドは幼少の頃、パレードで初めてドラマーを見たことから、ドラム演奏を志すようになった。
 独学でドラムを学んだスタブルフィールドは、工場や列車で聴いた工業的なリズムの音に影響を受け、そこで聴いたリズムパターンを練習した。
 「ブルー・シャフラーズ」「インクラインズ」「カスケーズ」などの地元のバンドで演奏を始め、その後ジョージア州に移り、1960年代初頭にエディ・カークランドやオーティス・レディングなどのミュージシャンと共演し、オーティス・レディングとはツアーも回った。
 1965年、スタブルフィールドのジョージア州メーコンでのパフォーマンスを見たジェームス・ブラウンは、スタブルフィールドを自身のバンドのオーディションに誘い、その後加入した。
 スタブルフィールドがジェームス・ブラウンのバンドに加入した2週間後に同じくドラマーのジョン・「ジャボ」・スタークスも加入し、バンドにはドラマーが2人いる状態だった。
 スタブルフィールドはソウルとジャズのバックグラウンドを持っていたのに対し、スタークスは主にブルースのバックグラウンドを持っており、彼らはそれぞれ、自分たちのスタイルに合った曲で演奏するというスタイルだった。
 ジェームス・ブラウンとのレコーディングは、「Funky drummer」「Cold Sweat」「I Got the Feelin'」「Give It Up or Turnit a Loose」「Say It Loud – I'm Black and I'm Proud」「Mother Popcorn」「Get Up, Get into It, Get Involved」「There Was a Time」「Ain't It Funky Now」、アルバム「Sex Machine」などがある。
 特に「Funky drummer」におけるリズムパターンは、後に世界で最もサンプリングされたビートの一つとなり、ヒップホップの最重要ドラムブレイクとされている。
 1971年にスタブルフィールドはジェームス・ブラウンのもとを離れ、ウィスコンシン州マディソンに移住し、以降はマディソン地域のさまざまなミュージシャンと仕事をするようになる。
 1973年、マディソン在住のジャズ・ピアニストであるベン・シドランのアルバム『Puttin' in Time on Planet Earth』に参加。1974年にもシドランのアルバム『Don't Let Go』に参加した。
 1995年、マディソンのロックバンド「ガービッジ」のファーストアルバム「Garbage」の2曲に参加。
 1997年、スタブルフィールドは初のソロアルバム『The Revenge of the Funky Drummer 』をリリース。1998年にもソロアルバム『The Original Funky Drummer Breakbeat Album』をリリースした。
 1999年、ブーツィー・コリンズ、メイシオ・パーカー、「ジャボ」スタークスなどのジェームス・ブラウンバンドのメンバーとアルバム『Bring the Funk on Down』をリリースした。
 2001年、「ジャボ」スタークスとのユニット「ファンクマスターズ」として、アルバム『Find the Groove』をリリース。
 2003年、3枚目のソロアルバム『The Original』をリリース。2006年にはファンクマスターズのアルバム『Come Get Summa This』をリリースした。
 2007年、ファンクマスターズとしてブーツィー・コリンズとともに、ジェームス・ブラウンを追悼するトリビュートコンサートに参加し、2008年にはジェームス・ブラウンやボビー・バードに捧げたトリビュート・アルバム『Funk For Your Ass』にも参加した。
 2017年2月18日、腎不全により死去。享年73歳。
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Funky